BRITAのフィルタがそろそろ交換時期だったので実験してみた。
概要
コーヒーをBRITAでろ過する。
手順
- もったいないので、ちょっと古そうな、既に挽いてある粉を使って、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。
- 冷ます。(活性炭から余計な物質を呼び覚まさないように)
- 試飲。おいしくはないが、想像の範囲内。酸味はほとんど感じられず、香りも感じられない。辛いような苦み。
- ろ過。見た目はほとんど変わらない。
- 試飲。鼻を近づけると、みたらしの香り、苦味はなく、噛んじゃいけない錠剤を噛んだときのような、嫌な酸味。激マズ。
・・・
BRITAの中身は、フィルタと活性炭と陽イオン交換樹脂だそうで、コーヒーは酸性なので、陽イオン交換樹脂はあまり働いてないと思われる。
とすれば、苦味(とコク)の除去が行われただけであの酸味か。 普段あの酸味はどこへいっているのだろう。 辛いような苦味、の辛い部分はこれかもしれない。
この辺を見ると、ジカフェオイルキナ酸辺りがきな臭い。
そう考えるとおいしいコーヒーはまさに奇跡だなぁ。 非線形な味覚の神秘。